日本のメガバンク3社によるステーブルコイン発行計画
2026年6月10日、MUFG、SMBC、Mizuhoの3大メガバンクが、2027年3月までに共通の円ステーブルコインを発行する計画「Project Pax」をProgmat上で正式に発表した。
目標とする取引規模はB2B領域で約$6.5B(約9,000億円規模)。これは単なるステーブルコイン発行に留まらず、既存の決済インフラ、信託銀行機能、Progmatによるトークン化基盤を完全に垂直統合した「銀行主導の堅実なWeb3スタック」を構築する取り組みである。
CryptoDifferは、日本が米国よりも進んでいる最大の理由として「長年の規制明確化(ライセンス取引所・ステーブルコインに関する法整備)」を指摘した。これにより、銀行が安心して大規模なステーブルコイン事業に参入できる環境が整っていると評価している。
本プロジェクトの特徴は、投機的なDeFiプロジェクトとは対照的に、伝統金融の信頼性と規制遵守を最優先に据えている点にある。Progmatを活用することで、発行・管理・決済の全プロセスを日本国内の既存金融インフラとシームレスに連携させる設計となっている。
この動きは、日本におけるWeb3の本格的な社会実装に向けた重要なマイルストーンとなる可能性が高い。2027年3月の発行開始に向け、今後さらなる詳細と参加企業拡大が注目される。
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